1,000 万戸
中国の空き家推計
20% 超
韓国の空き家率
1.36 倍
日本の人口比(比較対象)

2026年、日本は人口減による 空前の大空き家時代に入りました。しかし、人口減少と高齢化という点で、すでに中国や韓国はさらに先を走っています。

両国の実情を知ることは、今後の日本の実家と空き家問題がどう推移するかを予測する上で極めて重要です。

1. 中国:「1,000 万戸」の壁と地方の過疎化

中国は人口 14 億人超、GDP 世界 2 位の経済大国ですが、その実態は「巨大な空き家問題」に直面しています。

項目 中国の状況 日本との比較・特徴
人口動態 14 億 9,000 万人(2023 年)
※前年比 0.15% 減で転落
日本より 10 倍の規模で人口減少が加速中
空き家数 推定 1,000 万戸〜2,000 万戸
※都市部は 15-20%、地方はさらに高水準
日本の約 1.5 倍〜2 倍の規模で推移
主な問題点 ・若者の住宅購入意欲の低下
・地方都市の人口流出
・不動産バブルの崩壊
「住むもの」から「投資対象」へ移行した結果、空室が増加

2. 韓国:首都圏一極集中と地方の消滅

人口 5,000 万人超、1 億ドル(約 140 兆円)規模の経済を誇る韓国ですが、その実態は「東京に特化した日本」のような状況です。

項目 韓国の状況 日本との比較・特徴
人口動態 5,176 万人(2023 年)
※前年比 0.1% 減で転落
日本と同様、出生率の低下が著しい
空き家数 推定 20% 超
※地方はさらに高い水準
首都圏への一極集中が顕著
主な問題点 ・首都圏への人口集中
・地方の過疎化
・住宅価格の高騰(特に首尔)
「서울 (ソウル) 一極集中」が最大の課題

3. 両国に共通する「空き家問題」の構造

中国・韓国ともに、以下の点で日本と類似した課題を抱えています。

4. 日本への示唆

両国の事例から、日本の空き家問題が単なる「建物の老朽化」ではなく、「人口減少と経済格差の象徴」であることを読み取ることができます。今後は、中国や韓国で起きているような「地方の過疎化」と「都市部の高騰」が、より顕著になることが予想されます。